本質的な課題の探求から 未来のマッチングを実現していく。
HAJの求人事業の基本にある考え方を教えてください。
どんなに時代が進んでも、求人事業が「企業と人材のマッチングの追求」であるということは変わらないでしょう。
ただHAJは以前から、その時点のマッチングだけでなく、その先にある未来も見据えてきました。
3年後、5年後に「この出会いがあって良かった」と双方に思ってもらえるかどうか、その人が成長し会社も共に成長したかどうか、という視点ですね。
時代が変わり、働き手不足が深刻化する中で、企業も求職者も、単なるマッチングではなく、こうした長期的な視点を強く求めるようになってきました。
この「未来のマッチング」こそが、今の時代における求人事業の本当の価値だと考えています。
HAJ自身も変化してきた?
かつては「求人広告を提案する」という企業との一過性のやり取りがほとんどでしたが、時代の移り変わりと共に、現場の実情や採用戦略、企業の魅力発信や地域の課題など、企業のさらに奥のほうまで踏み込み、企業の成長をともに考えるパートナー的な存在になっています。
企業の奥のほう…？
企業が抱えている本当の課題や、これから目指したい方向性。
社員はどんな働き方をしているのか、地域でどんな役割を果たしているのか…。
そういう企業の本質や課題まで把握した上で、採用のお手伝いをするということです。
表面的な条件だけではなく、企業の本質を理解することで、本当に意味のあるマッチングが実現できるんです。
最近は世の中の求人メディアも多彩です。
今は、あらゆる求人情報がクラウドに上がってしまう時代です。
けれど人や会社の温度感までは実際に足を運び、人間が集めてきた情報でないと分からない。
大きなメディアの力は必要だけれど、同時に企業に、地域にちゃんと足を運んで「温度」や「思い」を引き出す、という従来型のやり方も不可欠なんです。
このデジタルとリアルの両方を巧みに活用しているのが、HAJの強みだと思っています。
人の成功を喜べるような人が HAJに似合う人。
HAJでは、どんな人材が活躍してるのですか？
多様な商品やシステムなど覚えることも増え、さらに変化のスピードも速い中、一人ですべてのノウハウを深く身に付けるのは、かなり難しいんですよね。
当然、いろんな人のサポートやアドバイスが必要になってきます。
HAJで活躍するのは、部署を越えた社内のメンバー、外部のスタッフ、時にはAIからも上手に知恵を引き出して、お客様の課題解決につなげていく「編集力」みたいなものを持っている人ですね。
学生には、なかなか難しい資質かも…
編集力は働く中で身に付けるもの。
最初から持ち合わせてる必要はありません。
学生さんに求めるのは、強いて言えば、人の成功を自分のことのように喜べる人。
たとえ状況が困難でも、肯定的に捉え未来に向き合える人や、発言が前向きな人、人をサポートするのが好きな人が、うちの会社にフィットするような気がします。
前向きさを感じさせてくれる人でしょうか。
HAJは、人と人の良好な関係、信頼の鎖みたいなものを上手に紡いでいった、いわば『つながりの組織』なんです。
自分ができることで誰かを助けて、自分ができないことは誰かに助けてもらう。
そうやって、お互いに支え合いながら成長していく。
一人で成長するんじゃなくて、チームの中で成長していくんです。
北海道で働くことの 価値や意義を追求していく。
HAJの仕事の「醍醐味」は？
求人事業に関して言えば、人と企業、両方の未来に関わっていけることですね。
企業の課題を解決しながら、求職者の人生にも寄り添い、両者をつなげていく。
さらに一度の出会いで終わるのではなく、信頼関係を築きながら、長く相談してもらえる関係を育てていく…。
そのサイクルこそ、この仕事の本当の価値であり、醍醐味だと思います。
もちろんHAJの仕事は、求人だけにとどまりません。
地域の魅力や仕事のあり方を発信したり、若者たちの「働く気持ち」を喚起したり、スポーツや音楽、多彩なカルチャーを支援したり。
そんな北海道を元気にする多彩な取り組みに、さまざまな形で関わることが出来るのも、HAJで働く面白さと言えるでしょうね。
北海道とHAJ、その未来をどう見ていますか？
人口減少が進む中、地方の企業がどう生き残っていくかは、日本全体が直面する大きな課題です。
HAJは北海道に根ざした会社として、地域の企業の力になりたい。
単なる人集めで終わるのではなく、『この場所（地域）で働くことの価値や意義』を、企業と共に深く探求していく存在であり続けたいと思っています。
最後に就活生にメッセージを。
自分らしく働ける環境は、誰かに与えられるのではなく、その人自身が「居心地の良さ」を広げながら、作り上げていくものだと思っています。
HAJには、一人ひとりの個性や思いを尊重し、自由に意見を交換できる開かれた企業風土がある。
ぜひあなたがあなたらしく働ける場、そのままの自分で活躍できる居場所を、作り出してください。
そして、この会社の、北海道の未来を、面白くしていきましょう！
