北海道で働く人や暮らしの魅力を発信。
じもと情報発信室ってどんな仕事をしているの?
北海道のさまざまな地域の暮らしと、仕事、そして人の魅力を発信するWebサイト「
くらしごと」の運営をしています。また道内の各市町村や団体と手を組んで、北海道への移住を促すためのさまざまな施策にも取り組んでいます。
どんな特徴のサイト?
じっくり丁寧に取材対象者の人生を深く掘り下げたインタビューを掲載しています。一般的なインタビューよりもボリュームが多いのが特徴で、時には1万字を超える時も…。それでも、あえて話をカットせず、余すことなく伝えているのが特徴です。月間ページビュー数は多い月で26万ほど。その7、8割は道外の方で、北海道移住にあこがれていたり、検討している方です。
そもそも、なぜ「くらしごと」を運営しているの?
北海道内どの自治体も、人口流出や高齢化が悩みの種。その解決策の一つが道外からの移住者を増やすことですが、仕事が決まらないうちに移住の決断をする人は稀ですよね。しかも道外の方にとって、北海道の仕事は農業や畜産以外のイメージが付きにくいもの。だから、まずは北海道にどんな仕事があり、どんな人がいて、どんな暮らしを営んでいるのか。深く知ってもらうために、「
くらしごと」を通じて発信しています。
主に編集や取材のディレクションをしているとか
ライターやカメラマンと一緒に道内各地を巡って、年間150〜200本ほどの記事を投稿しています。場所は遠いところだと羅臼町、別海町、利尻島…と、とにかく北海道全域。車や電車で通った地域も含めると、179市町村すべてに足を踏み入れているんじゃないかなぁ…。
今までで思い入れのある取材は?
ある牧場主の方の取材に訪ねた時のこと。実際に行くと「取材の時間なんてないぞ」と一言…内心すごく焦りました。でも熱意が伝わったのか、結果的に1時間半ぐらいお話を聞かせてくださって。奥さまも「うちの夫は難しい人なのに…」と喜んでくださり、掲載後には丁寧にお礼の言葉を書いた年賀状まで頂きました。今でも宝物のようにしまってあります!
とことん深掘りする「くらしごと」ならではのエピソード!
記事がきっかけでお仕事が増えたという声はもちろん、記事がきっかけで移住した話やご結婚された話も。思わず涙しそうになった機会は…とにかく数えきれません!